• 試験の難易度

「合格率50%」は、注意深く検証する必要があります。

それではITパスポート試験の難易度は実際にはどの程度のものなのか、このページではデータをもとに具体的に検証してみます。
ITパスポート試験は独学でも突破できるのか、それとも通学・通信等の講座を利用するべきなのか、みなさんの指針にしていただけると思います。

データ1:【これまでの試験結果】

受験者数

合格者

合格率

2014年6月

4,694人

2,413人

51.4%

2014年7月

5,205人

2,534人

48.7%

2014年8月

5,874人

2,882人

49.1%

2014年9月

5,965人

3,035人

50.9%

データ2:【2010年度春季試験受験者の内訳】
■以下は総数52,000人が受験した2010年度春季試験のデータです。
○社会人:学生の受験者比率/6:4
○受験者の平均年齢/約27歳(小学生から75歳以上まで)
○受験者の多い業種・分野/情報処理・提供サービス業、製造業、ソフトウェア業、サービス業、コンピュータ及び周辺機器製造又は販売業、金融・保険業、不動産業、官公庁・公益団体、運輸・通信業、卸売・小売業、飲食店、建設業ほか。

想像力をふくらませて上記2つのデータを検証してみるといろんなことが見えてくると思います。

◆合格者は2人に1人。
最低でも合格率40%以上、10人中7人が合格する回もある試験だと知って安心された方もいるかもしれません。「決して手ごわい試験ではないな」と。
冷静にデータを見てみると、合格率の平均は50%程度で、受験者の2人に1人は合格していません。

◆「社会人受験者6割」の意味。
ここは重要なポイントです。なぜかと言うと社会人は大多数がITに囲まれ仕事をしている人たちだからです。

PMBOKやITILは知らなくても、コアコンピタンスとは何か、ヒューマンインターフェースは何を意味しているのか、社会でキャリアを積んでいる人たちなら既に知っているはずです。ましてや受験者の多い業種として挙げられている、情報処理サービス業に就く人たちがそれらのことを知らないはずがありません。

この点がITパスポート試験の難易度を推測する上での難点なのです。
税理士やファイナンシャルプランナーなどの専門性の高い資格では、受験をする上で学生など若い方とベテラン社会人とのハンデはそれほどないでしょう。
20歳、25歳、30歳など、どの年齢から試験対策を始めても、ほぼ互角に勝負できます。

ところがITパスポート試験はそうではないのです。本人が好むかどうかは別として、長く会社で働いてきた、特に情報・通信系企業で働いてきた方には非常に合格しやすい試験なのです。なぜなら、日常の仕事で当たり前のようにIT用語を扱っているからです。

そのハンデからしますと、ITパスポートの合格率は50%ではなく、
学生の方なら20~30%位、
またIT系以外の会社にお勤めで、社会人経験も浅い方ですと30~40%位、
ときびし目に捉えておいた方がよいでしょう。


もうお分かりかと思いますが、
ITパスポート試験は決して、誰でも受かる簡単な試験ではありません。

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